髪の量を減らしたいと思う方は多いと思います！
巻くのが大変だったり、シャンプーを多く使ったり、乾かす時間がかかったり。
何かと量が多すぎると不便があったりしますよね！
しかし美容師さんに言うと、「髪のクセがあるから梳かない方が良い！梳くと広がるよ！」。
そう言われてあまり減らしてもらえなかった。そんな経験はないでしょうか？
髪を梳くとはどんなことなのかを解説していきます！
梳くことに関しては、美容師さんそれぞれの理論や、こだわりがとてもある部分です。一つの考え方として参考にしていただけると幸いです。
梳く＝短く切っている
髪の量を減らすことは、見た目の長さが変わらずとも短い髪を切っているということです。
髪の毛を束で横に取り出して見てみましょう！
ここにハサミを入れて梳いていきます！
毛先を梳くことで青色の部分の量が減りましたね！
ではここで髪の長さを見てみましょう！
全体の長さは残りつつ、梳いた部分は短くなりました。髪の束に短い髪ができた状態です。
そう！梳くことは短い髪ができることです！
この調子でどんどん軽くしていきましょう！！
チョキチョキチョキチョキっ！
するとどうでしょう？
毛先に青色の部分が少なくなってスカスカペラペラになってしまいました！
実はこれ！髪がまとまらないとおっしゃるお客様にすごくよくある状態です！
髪がハネる。まとまらない
同じようにくせ毛さんをカット！
どんどん梳きます！
毛先がスカスカペラペラになると、赤矢印のように色々な方向に毛先が向くため、まとまらずハネます！
髪のクセがある方は、髪が多く感じやすく減らしたいと思うのですが無闇に減らしてもらのは逆効果です！
クセが広がる
梳くと短い髪ができるとお伝えしました。
クセ毛は、長さの重みでクセが収まっている場合があります！
たくさん梳いて短くなった髪は、軽くなることでクセが動きやすくなり、横に広がり始めます！
髪の束を梳いてみると…
毛先は軽くなりすぎ。
根元の方はクセが出て、横に広がる。
こうなるとなかなかヘアスタイルが綺麗になりません。
まとめ
- 毛先が軽くなりスカスカペラペラになる
- 毛先がいろんな方向にはねる
- 短い髪がクセが出て広がってしまう
具体的にどうしたら良いかというのは、正直美容師の梳き方次第。腕次第！
一つ言えることは、無闇に「もっと減らしてください！！」は危険です！
こちらはまた別で解説していきます！
